10月例会は18日(金)第3金曜日、中央公会堂 第4会議室で開催予定です。
PR

【平成】最後の大阪木鶏クラブ。致知読後感2019年4月例会報告。

池の白鳥 2019年(平成31年)木鶏例会
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク
池の白鳥

平成から令和になる区切りの大阪木鶏クラブでした。残念ながら松岡先生がご多用のため欠席でしたので、各会員の個人発表・致知読後感となりました。

寺尾代表世話人の開会挨拶の後、新規参加者M氏の自己紹介となりました。

スポンサーリンク

「致知」5月号の特集は「枠を破る」でした。各会員の致知読後感。

わたしの発表はフォーラムに軽く書いておきました。

K宮司 「時流を読む」から

中西輝政教授の論説より、なぜ他の日本人がこのような現実、つまりは日本がどんどん攻められてきていることへの危機感がないこと、に対して義憤にかられた発言がありました。
中途半端ではなく、他の意見に抗しても自分の意見を発言していく人としての地力が必要である、と発表がありました。

T氏 前回から1ヶ月の出来事

松下幸之助氏の歴史を訪ねてきた、と発表されました。
創業の地、終生戸籍を置かれた場所(福島区大開町)の紹介>>福島区「大開町と松下幸之助」事業委員会
実際にその場所に行って、雰囲気を感じ自分の感覚を通して感じることがあれば、自分の力となる、と発表されました。
自分は「経営」の世界に住んでいないので、このような価値観や実践哲学が非常に勉強になる、と語られました。
もちろん京阪西三荘の記念館にはすでに行きました!と報告されました。

M氏 滋賀県に仕事で行った帰りに藤樹記念館に

普通に客として行かれたのですか、いたれりつくせりの説明を記念館の方にしていただいて感激したことを発表されました。
記念館にある安岡正篤先生墨書「当下一念」の説明を、致知誌上で伊與田先生が解説されたものが貼ってあった。
地元の方が書かれた物語があり、藤樹先生のその時々の思想の進展が細かく説明され、非常にわかりやすく理解できた、と語られました。
あくまで、たまたま通りがかったところに、記念館があって寄ることができ、非常に貴重な時間を過ごすことができた、と語られました。

近江聖人中江藤樹記念館 | 高島市

M氏 堀澤祖門老師の講座

毎朝の通勤時に、朝日からパワーをもらっていること。
T氏紹介のヨグマタ相川圭子さんの講演会に行ってきたことを話されました。(致知にも広告がありますね)。
あまりにもこの世の中、情報がありすぎて、動きが早すぎて、少し止まって物事を見る時期なのかな、と最近感じておられることを話されました。

M女史 久々の参加です!

M記念病院勤務でカウンセラーをしている方で、なかなか木鶏クラブに参加できず、久しぶりに参加できて嬉しいことを語られました。
東京での安岡正泰先生の勉強会には参加できていることを発表されました。
いま国家資格の勉強とともに、受験者向けの講師もやることになって、全国を廻っていてなかなか参加できませんでした。
その中で、自分の勉強する時間が取れていないことを残念に思っていると語られました。

幸之助記念館にもぜひいらしてください!

短冊は無料ですが、短冊をまとめて入れるケースは1個300円です、とのことです!

N空手8段 マスターズへの挑戦

自分の流派であれば、やはりなかなか「あそこが悪い」とか言ってもらえない。お山の大将になってしまう。
しかし、よその流派で修行すると、小さな子供が「うちの先生はこう言ってたけど、おっちゃんできてへんで」、と気を使うことなく指摘してくれる。
他に無いか?というと、また2,3気づいたことを指摘してくれる!
その関係が非常に新鮮で、自分の「我」をとる稽古になる、と語られました。
「形」の稽古でも、小さな子どもと一緒に稽古すると、相手も負けたくないので、真剣に相手してもらえて、非常に濃い時間を過ごさせてもらっている、と語られました。

管理人惜斎F
管理人惜斎F

さすがはN先生ですね!他のものなら上にヘコヘコ、下にイキる輩が9割ですからね。いや、ほんとに。

T女史 和歌を詠む題材に桜を見に西三荘へ

松下記念館の話が出た後、再び松下電器の話題に。
桜まつりのあと、記念館をゆっくり廻った。
やはり一流の人物の思想哲学に触れることが一番大切だな、と感じられたことを発表されました。
松下幸之助氏の著作を読んだこと、稲盛哲学に感激を得ていること、JAL再建を通して語られた稲盛哲学の真髄に、一流の気概を学んでいる、と発表されました。

S医師 「枠を破る」講座より

毎週同じものを食べ同じことをする中で、体調を管理している。
登山をしていて、葛城山に毎年行く。ツツジが昨年はすべて枯れていた。昨年は、自然現象的に様々なことが起こった1年だった。
今年はどうなのか楽しみである、と語られました。

二元論と一元絶対(空)についての考察から、日常の問題(勤務時間の超過)を受け取る形を考えるきっかけになった。
現実を受け取る自分自身の根源は「きれいな・美しい」自分でありたいと、語られました。

M氏 元横浜木鶏クラブ会員

どんな会なのかな?と思って参加しました!
横浜時代のお話をされ、M女史の知り合いの方のお話で盛り上がっておられました!

M氏 「枠を破る」予防歯科の先生に学んだこと

自分のところの生徒さんで、歯科医をされている方がいる。
普通なら、患者が来ればすぐに治療するのが筋なんだけれど、彼は「予防歯科」を推し進めている。
患者さんはすぐに「治療」してほしいなか、歯の磨き方を教えて帰らすのはなかなか経営的にも難しい物がある。
しかし、そこで信じることを推し進めることが大切なのではないか、と感じる。そこは、単なる経営的視点ではなく、自分の生き方を問われていることでもあるからだ。
またその人のためになるかどうかを、よくよく考えた結果のことであることを説明し、勇気をもって伝えることを大切にすることを学んだ。

人とはじめて会うときには、どうしても「自分をよく見せたい・見られたい」という感情が出てくる。そのような感情を注意深く見つめるとともに、ステージ上で観客と一体になる瞬間は確実にあるので、そういった瞬間を常に構築できるようになりたい。

I氏 皇居での勤労奉仕・人間学とデジタルリタラシー

この3月に皇居での勤労奉仕に行ってきた。
なかなか入ることができない場所にも、入ることが許され非常に良い体験になった。
参加したいグループが多くてなかなか当選しない中、参加できて非常に嬉しかったことを語られました。
そして、かつては論語と「算盤」であったが、今や「AI(人工知能)」である現実の発展の速さに驚きと、この様々なツールにどう接していくかを語られました。

寺尾代表世話人 経営の枠を破る 対談より

牛尾会長と加賀美会長の対談からは、経営者の不退転の決意と気合を感じた、と解説されました。
最終的に大切なものは、経営者の決意。
退くことを考慮せずに、失敗したら
「二人で屋台でも引いてやり直せばいいじゃないか」
と、二人で話しあわれた、この決意に胸をうたれた、と発表されました。

スポンサーリンク

まとめ 平成最後の大阪木鶏クラブ

くやむなよ ありし昔は 是非もなし ひたすら正せ 当下一念
中江藤樹

今回は平成最後ということで、一つのけじめとなる会となりました。
次回は「令和」になるので、また新たな気持で参加できますね。
平成31年、令和元年、皇紀2679年、ユダヤ暦5779年、西暦2019年などなど。様々な暦がありますが、それぞれに文化的・民族的・宗教的に大切な意味合いがあります。

他文化・異文化に対して、敬意をもって接することができる教育が必要ですね。

最近のクルド人の生徒に対する学校全体のいじめ(人権侵害行為)は決して甘く見るべきではありません。日本の終焉、としてみてもいいくらいです。

管理人惜斎F
管理人惜斎F

宇宙暦ではどうでしょうね?
Live long and Prosper.長寿と繁栄を!

長寿と繁栄を

Mandolin Orange Echo

「致知」6月号感想・大阪木鶏クラブ5月例会報告 植松努講演 OASIS whatever
看脚下がテーマの致知6月号でした。自分の心を探求し、本質に気づきましょうと受け取りました。国語教育の重要性を認識し、人を救うために活動されている方々の態度から学んでいきたいですね。

コメント

この記事を書いた人

管理人惜斎F
大阪木鶏クラブ会員・ブログ作成者です。過去の通信なども少しづつまとめていきたいですね。

管理人をフォローする
タイトルとURLをコピーしました