1995年度の大阪木鶏通信です。
この年、阪神淡路大震災がありました。当時、神戸市須磨区に住んでいましたので、あの衝撃は忘れられません。
月刊誌「致知」木鶏通信より 大阪木鶏クラブ分 抜粋 1995年
それでは当時の木鶏通信を眺めてみましょう。
各号と通信は2ヶ月ほど差が生じています。
1月号
2月号
3月号
4月号
阪神淡路大震災のあとの木鶏通信です。当時の被害状況が垣間見られます。それでも早々に木鶏クラブを再開し、勉学に臨もうとされる姿に感服しました。
5月号
震災後、再開されたときの木鶏通信です。気合の入った通信文だと思います。
6月号
7月号
「近思録」を研究されている時期の木鶏通信なので、結構難解な語句が続いていますね。そこは真鍋先生も意識されていて、次のように書かれています。
いささか難しいと思われますが、それは文章だけで、考えてみれば人間の持つ性情によるものを説いたものだと、よくわかります。
体得されているなあ、と感じました。
8月号
9月号
「大学」綱領の中心部分について勉強されています。この文面だけでも非常に勉強になりますね。
10月号
ここでも人の世に基本が説かれていますね。今の世には欠けているものです。
11月号
古書を古読せずとはまさにこのことですね。現代の問題解決のヒントを古典から導き出されています。
12月号
まとめ
1995年の木鶏通信どうでしたでしょうか?
やはり震災が大きな事件でしたね。オウムのテロ事件もありました。その中で日常にいち早く戻られ、勉学に励まれている姿が目に映りますね。これぞ「木鶏クラブ」ですね!
現在は(2018年)、「大学」の講義の後『致知』読後感を発表しています。興味が在る方はぜひとも参加してみてください!
「大学」講義録
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