今回は1996年度を中心に紹介していこうと考えていたんですが、1996年のものが2冊(1月号・2月号)しか残っていませんでしたので、1997年4月号から12月号までを一緒に紹介していきます。
木鶏通信 大阪木鶏クラブ分 1996年
1月号・2月号

昨年(1995年)・10月の曾子生誕2500年の祭典に出席されたときの感激を記しておられます。
木鶏通信 大阪木鶏クラブ 1997年3月号から12月号まで
3月号

1996年12月号例会の報告です。その中で、真鍋先生の体調不良を心配されています。
高本会員は

いまさらながら会長の存在の大きさを実感すると共に、私たち弟子だけでも何とかせねばと、いままで頼り切っていたことを反省し、気持ちを切り替えて勉強しました。
と、述べられています。
講師も兼任されていたわけですから、なかなか忙しい日々を送られていたに違いありません。
4月号


3月例会に引き続き真鍋先生が欠席されています。その中でも、会員全員で智慧を持ち寄り会を運営しました、との報告でした。
5月号

ここで初めて輪読したのが「伊藤肇氏」の著作であったことがわかりますね。安岡先生の思想をわかりやすく紹介されていた印象があります。
私もよく読んでいましたね、懐かしい!
平岩外四氏(元経団連会長)のことも、伊藤肇氏の著作の中で紹介されており、興味深く読んだ印象がありますね。
真鍋先生が復帰されるまで、「小学」を学ぶ予定とあります。ほんとによく研究されているなあ、と驚いています。基本こそが大切ですからね。
6月号

真鍋先生復帰まで「小学」を学ぼうとされている時期です。現在の我々もこの内容は、しっかり理解できますね!
7月号

今号も「小学」について研究されています。また、知識を積み重ねるための勉強ではない、と言うことを確認されています。大切なところですよね。
後半読みにくいところを書いておきましょう。
『まず朱子の書題(序文)を読んでこの「小学」のねらい、あるいは撰者の意図に思いをめぐらせました。実践を重視した「小学」だけに、子供にはもちろん大人のわれわれにも、胸を刺す至言ばかりです。』
このとおりですね。
8月号

5月例会も真鍋先生欠席のまま会合です。日常の実践を通じて学ぶ姿勢を研究されています。
9月号

ここでは、「過ちを認めること、それを改めること、そして再びしないこと」が過ちを起こしたときの基本原則と確認されています。
今はどうでしょう?
まず「認めない」人間が多いですね。愚かな言い訳をして逃げようとする人間が多いように感じます。皆さんはどうでしょうか?
10月号・11月号



12月号
表紙のみです。
まとめ
1996年と1997年の「致知」より、大阪木鶏クラブの木鶏通信でした。
当時から参加されている方は、ああ懐かしいな、と感じられるでしょうし、参加しようか考えておられる方にとっては、大人になってから「古典」を学ぶ雰囲気を感じとっていただけたらと考えます。
大阪木鶏クラブは通常、第3金曜日 18時30分 大阪市中央公会堂 で開催されています。
時期によっては、第二金曜日になったりしますが、その都度このホームページで紹介していきます。
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